教えてたいこと その2
社会心理学者のオルポートによれば「内集団への忠誠は自然であるが、共通の敵があらわれると、集団の結束が強まるばかりでなく、この脅威に対する対抗意識が、内に対する忠誠の反面のように燃えあがる」といいます。
敵意をむき出しにすることがなくても、自分たちのグループであるといった感情が強まると、ほかのグループとの競争が意識化され、目標達成に向けて、より生産的で意欲的な促進をはかろうとするわけです。
では、このようなわれわれ集団は、どのようにして形づくられていくかを考えてみると、つぎのような理由をあげることができます。
(1)グループとして挑戦すべき目標の共有
(2)役割分担による協力関係の形成
(3)共通経験を土台とするコミュニケーションと相互信頼
(4)積極的な参加によるメンバー意識の定着
(5)集団のメンバーであることが自分のためになるという心理的な満足感開かれた集団にすること
これらによってその発展をはかる一方、集団のメンバーであることに誇りと自信をもつわれわれグループをつくり、凝集性の高いものにすることが期待されるわけです。



